Googleはサイトを2種類に分別?(スマートプライシング)

アドセンスで稼げない理由とは?

前章までで準備が終わり、ここからは実際にアドセンスパートナーサイトを運営していく上でのお話になります。

私、トップページで「アドセンスで月1万円も稼げない人が9割もいるそうだ」と述べました。

これが事実だとすれば、それは「間違った風潮」があって、それを皆信じ込んで実践しているのが原因だとも述べました。

無料レポートでアドセンスで稼ぐノウハウ的なものがありますが、殆どは「広告色を消してクリックさせる」とか、「記事はサイトから適当に拾ってきて10日分ぐらい書いておけば大丈夫」とか、ちょっと間違えるとポリシー違反になりそうなノウハウになっています。

確かに、クリック率は上がるでしょう。しかし、この手法は『効果的な広告配色』などでお話しした通り、今後通用しなくなる可能性がありますし、アドセンスのポリシーに反します。
また、この方法では稼げない、決定的な理由があります。

それは、クリック単価の問題です。

アドセンスで稼げない決定的な理由は、クリック率よりもクリック単価の方に原因があるのです。

アドセンスが他のPPC広告より優れている理由のひとつに、「クリック単価が圧倒的に高い」というものがありますが、この恩恵を受けられないサイトが殆どなのです。

よく考えてください。ワンクリック8円を100回と、ワンクリック200円が4回・・・これで同じ800円です。 この格差、同じキーワードでもよくある話なのです。

いかに、クリック単価を無視してクリック率だけに力を注ぐのが愚かなことか。

おそらくですが、月1万円稼げない方は、1クリック10円以下ばかりだと思うのです。 そして、稼いでいるサイトは、クリック率も高いのでしょうが、クリック単価が高いサイトでもあるのです。

この差はどうしてなのか?実は、グーグルが決めているのです。

アドセンスは「スマートプライシング」を導入している

inside AdSense2005.10.28サムネイル

左の画像は、『inside AdSense』というアドセンスの公式ブログです。クリックでページに飛びます。

このブログでは『スマートプライシング』という概念について述べています。英文ですので、一部引用・翻訳してみたいと思います。


  • 「スマートプライシングの真相」
  • 私たちは最近、一般的に「スマートプライシング」と呼ばれている現象に関して話題になっているのに気付きました。 これに関していくつかの誤解があるので、 アドセンスが「スマートプライシング」と、どうすればあなたが収入が最大限になるのかについて、いくつかの真相を提供したかったわけです。
  • 1. 報酬額の決定には広告の成約率以外にも多くの要素があります
  • それは、広告主の入札状況、広告クオリティー、特定のスペースでの競合具合、広告キャンペーンの始まりか終わりか、他の広告主の入れ替わりなど。
  • クリック率はクリック単価に影響しません
  • 広告主の成約率が最も重要な要素であるので、クリック率が低くても成約率が高いということは、まったく普通のことであり、裏を返せば、クリック率が高いから成約率が低いということもよくあることです。  
    だから、クリック率が低いからといってサイトからアドセンスコ−ドを外さないでほしいです。もしかしたら、そのページは成約率が良いかもしれませんから。
  • 以下、省略

私の翻訳が拙いのでわかりづらいかもしれませんが(汗)、アドセンスは「スマートプライシング」という概念を導入していることがわかります。

スマートプライシングとは、効果測定により個別に報酬額を設定できる機能であり、今では多くのASPでも導入している概念です。

アドセンスの広告主である『AdWords』を利用されている、あるいは、利用されていた方ならお分かりだと思いますが、サイト個別にクリック単価を設定できるようになっています。
私は以前利用していましたが、確か、URL毎に設定できるシステムです。

また、アドセンスの方で自動的にクリック単価を設定できるようなシステムにもなっているようです。

2007年の末頃にアドセンスのクリック単価が下がったという話題がありましたが、これはアドセンスでクリック単価の基準を見直したことによって起こった現象のようです。

このように、パートナーサイト毎にクリック単価は分けられているようです。

その基準は何か?

先出の『inside AdSense』にも出てきましたが、広告主の成約率(コンバージョンレート)が最も大きな要素でしょう。

広告を踏んで、その広告主の商品ないしサービスの成約率がクリック単価決定の最も大きな要素のはずです。

だから、誘導してなんとなくクリックさせた場合のクリック単価は低いのです。 訪問者が広告と認識して興味を持ってクリックしないと、成約にはなかなか至らないというのは小学生にでも分かることだと思います。

成約率に関して、パートナーサイトは直接関知することは実質不可能です。しかし、成約率アップの可能性を高める方法はあります。

それは、次のページで。