人間の一般的行動心理とは
煙草の自動販売機を頭に浮かべてみてください。
煙草の銘柄の装填位置というのは、適当に並べているわけではないのです。
人間の一般的行動心理として、目の前にある複数の物から特定の物を探すとき、「目線の左側」から探し始める傾向が強いとされています。 目線の左側を起点とし、右側へ流れつつ下へ降りていく、というのが一般的だそうです。
煙草自販機の場合、目線は性別・体格によっても違いますし、ターゲット層のブランドによって違います。
装填位置はブランドによって変わりますし、プライオリティー、ライバルブランドの状況等を総合考慮してその装填位置を決めていくのです。
ですから、新製品やキャンペーン銘柄はその意味でのベストポジションに持っていきますし、定番銘柄やライバルブランドはそうでない場所に持っていったりします(ライバル銘柄は、自社ブランドの隣に置いてスワップを誘導するやり方もありますが)。
これは、私が適当に作って言っていることではありません。れっきとした専門的機関が検証して、大企業が取り入れているノウハウです。
もちろん、すべての人間がこのような行動心理で動くわけではないでしょうけどね。しかし、これが一般的であることは間違いないようです。
■これをウェブサイトに当てはめると・・・
ウェブサイトで言えば、ブラウザが開いてサイトタイトルの下あたりが「目線」の高さになるはずです。
これは、性別・体格は関係ありません。だって、どんな体格をしていようが、目に入ってくるものは同じだから。
つまり、ppcのベストな広告掲載位置は、「タイトル下の左側」になると思います。
さらに、右側に行けばいくほど印象は曖昧になりますので、横長よりは縦長ユニットの方が効果的だと思います。
タイトル下にドーン!と横長ユニットを貼るのも別に悪くはないと思いますが、それより左サイドバーに縦長ユニットを貼る方がきっとクリック率はいいと思います。
ちなみに、私自身の検証では倍は違います。
右側にアドセンスを貼っている方で、なかなかクリックされないと悩んでいる方は、検証してみてもいいかもしれませんよ。
■もうひとつ左側が合理的な訳とは
たばこ自販機の掲載位置を例にして解説しましたが、実はもっと合点しやすい理由があります。
それは、インターネットの表示に大いに関係あることなんです。
日本語は本来、縦書きになります。原稿用紙は縦書きであり、小説も縦書きなはずです。 登記も法律文も縦書きであり、右から左に流れていきます。
しかし、英文は横書きであり、みなさんも普段は横書きの文章に慣れていると思うのです。
では、インターネットはどうでしょう?
すべて横書きです、私の知る限り。
そして、縦にスクロールしていきます。
縦スクロールである限り、縦書き文章はどう考えてもインターネットには馴染みません。縦スクロールである限り、どうしても横書きにならざるを得ません。
横書き文書は、左から始まって右に移動していき、右側に意識が行ったら既にその左下に意識が行っているはずなんです、間違いなく。
だから、横書き文章である以上、右側に行くほど意識しなくなり、場合によっては視界にすら入ってこなくなります。
このように、左側にアドセンスを貼るのは、人間の行動心理に則った位置であり、かつ、横書きでないと成り立たないサイト構成上でもセオリーに則った位置でもあります。
お話しした通り、ベストは上部左側の縦長ユニットなのですが、レイアウトの関係等でそうもいかない場合だってあります。
次に、その他の場所についてもお話ししてみたいと思います。
